初心者向け!iPad版クリップスタジオのキャンバス設定と基本アイコンの説明!
こんにちわ、中村ありす(@alicetti1214)です。
今回は、iPad版のCLIPSTUDIO(クリップスタジオ)の「キャンバス設定」と「基本アイコン」について説明します!
初めてクリップスタジオをインストールしたけれど、キャンバスの作成方法や、アイコンの意味がわからないで困っていませんか?
この記事では、説明文だけではなく、実際のiPadの画面も掲載しています。初心者でもわかりやすいので、是非参考にしてみてください。
- クリスタ初心者
- iPad版クリスタについて知りたい人
目次
iPad版クリスタの説明① 新規キャンバスの出し方
クリップスタジオでは、イラストだけではなく漫画や簡易アニメなどが制作できます。制作するものによって適したキャンバスがあるので、その都度選びましょう。
今回はイラスト制作するときに使用する、イラスト用のキャンバスの出し方について説明していきます。
①イラスト用のキャンバスを選ぶ
クリスタを起動させて、左上にある「ファイル」を開くと「新規」があるのでタップします。
ファイル→新規
もしくは新規アイコンをタップします。どちらの方法でも、次に同じ画面が表示されるので、使いやすい方でやりましょう。
新規アイコンをタップ
するとキャンバス選択画面が出てきます。アイコンが並んでいますので、描く形式に適したものを選びましょう。今回はイラストを描くので、イラストを選択します。
イラスト用キャンバスアイコンをタップ
②用紙サイズを選ぶ
「イラスト」をタップすると、キャンバスの設定変更欄が出てきます。
「プリセット」をタップすると、紙のサイズが選べます。プリセットの数値をそのまま使用したり、自分の好きなようにサイズを変更したりしましょう。
プリセットからキャンバスサイズを選ぶ
キャンバスは、描いている途中にサイズを変更する事ができます。なので、キャンバス作成時は、おおよその大きさで問題ありません。
私はとりあえず大きめのキャンバス(1500×1500前後)を作成して、後でイラストに合わせてサイズを変更しています。
③解像度を変更する
キャンバスサイズの次に変更すべき点は「解像度」です。
プリセットから選ぶと72dpiとなっていますが、カラーの場合350dpi、モノクロの場合600dpiがオススメです。
解像度の数値が低いと拡大した時に線がぼやけます。SNSに投稿する程度なら、数値が低くても問題ありません。しかし、製本・細かく描き込みたい場合は、必ず解像度を上記の数値に変更しましょう。
必要に応じて解像度を変更する
キャンバスサイズと解像度が設定できたら「OK」を押します。すると新規キャンバスが出てきます。
画面一番左端にあるアイコンの説明
iPad版クリスタは、画面左側に作品制作に必要な機能が、アイコンで表示されています。どれもよく使う機能なので、覚えると作業効率が上がりますよ。
画面左端のアイコン一覧
- 拡大・縮小:キャンパスを拡大縮小する
- 拡大・縮小:オブジェクトを拡大縮小する
- 移動:オブジェクト(描いた線・色)を動かす
- 移動:キャンバスを動かす
- 範囲選択:好きな形で範囲を選択する
- カラースポイト:レイヤー上の色をひろう
- ペン:デジタル独特のしっかりとした線を描く
- 鉛筆:アナログの様なやわらかい線を描く
- ブラシ:筆の様な独特なにじみが出る線を描く
- スプレー:細かい点描を描く
- 連続スタンプ:模様が連続して出る
- ケシゴム:訂正箇所を直す
- ベクター線修正:ベクターレイヤーに描いた線を修正する
- 色混ぜ:隣接した色を混ぜる
- ベタ塗り:一色で塗りつぶす
- フォント入力:文字を入力する
- ふきだし挿入:ふきだしを描く
- 図形:簡単に図形を描く
- コマ割:漫画用コマを作成する
- グラデーション:簡単にグラデーションを描く
- 範囲自動選択:レイヤーを参照に範囲を自動で選択する
- 定規:綺麗な線が描ける
絵を描くだけなら7・8・9・10・12だけで、十分に線描き・色塗り・修正ができます。アイコン位置は自由に変更できるので、自分が使いやすいようにカスタマイズしましょう。
キャンバス上にあるアイコンの説明
キャンバス上部には、デジタルお絵かきならではの機能のアイコンが並んでいます。使い慣れてくると作業効率が上がるので、率先して使っていきましょう。
画面上部のアイコン一覧
- 新規:新しいキャンバスを作成
- 開く:フォルダ内のデータを開く
- 保存:制作したデータを保存
- 1つ戻る:1つ前の状態に戻す
- 1つ進む:1つ後の状態に進む
- 全消し:キャンバス上のデータをすべて消す
- トリミング:選択範囲以外を消す
- 塗りつぶし:画面全体を塗りつぶす
- サイズ・角度変更:拡大・縮小・角度変更
- 選択取り消し:選択を取り消す
- 選択範囲反転:選択範囲を反転する
- 選択線表示:選択範囲を表示する線の有無を変更
- 定規にスナップ:定規に沿って線が描ける
- ヘルプ
(4)(5)はとてもよく使います。消しゴムで消すのとは違い完全にやり直す事ができるので、失敗しても慌てる心配がなくなります。ただし回数に限度があるので、注意しましょう。
左側のアイコンと同じ機能のものがあります。自分が使いやすい方を使用しましょう。
おわりに
今回はiPad版クリスタの、新規キャンバスの出し方と基本アイコンについての説明でした。
キャンバスの出し方と基本アイコンは、iPad版クリスタで絵を描くためには必要不可欠な機能です。しっかりと覚えましょう。
「作業効率をもっと上げたい」という場合は、ベクターレイヤーなど、クリスタ特有の便利機能を使うのがオススメです。他の記事で説明しているので、是非参考にしてみてください。