「トンボ」と「裁ち落とし」って何?クリップスタジオの漫画用キャンバスに表示される線について徹底解説!

こんにちわ、中村ありす(@alicetti1214)です。
今回はクリップスタジオの漫画キャンパスに表示される「トンボ」と「裁ち落とし」について徹底解説します!

「クリップスタジオで漫画を制作しようとしたら変な青い線が表示されてる…」
「トンボや裁ち落としって聞いたことはあるけど、どっちがどの線?」
クリップスタジオで初めて漫画を制作する方で、上記のように悩んでいる方は多いと思います。

そこで、今回はクリップスタジオの漫画制作用キャンバスに表示される「トンボ」と「裁ち落とし」について紹介します!
実際のクリップスタジオの画面を用いて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

こんな人にオススメ
  • クリップスタジオで漫画を描きたい人
  • クリップスタジオで描いた漫画を製本したい人

クリスタの漫画キャンバスに表示される「トンボ」とは

トンボとは印刷物を作成する際に、仕上がりサイズに断裁する位置を表すマークです。
また、フルカラー印刷の際にCMYK4色の版を重ね合わせるためのマークとしての役割もあります。

トンボには四隅に配置してある「コーナートンボ」と、センターに配置してある「センタートンボ」の2種類があります。
それぞれについて順番に解説するので、ぜひ実際の画面を表示しながら確認してみましょう。

  1. コーナートンボ
  2. センタートンボ

クリスタで表示されるトンボの種類① コーナートンボ

キャンバスの四隅に配置してあるL字型の線がコーナートンボです。
コーナートンボは仕上がりサイズを表します。

コーナートンボはさらに「内側トンボ(内トンボ)」と「外側トンボ(外トンボ)」に分類できます。

  1. 内側トンボ(内トンボ)
  2. 外側トンボ(外トンボ)

それぞれ役割が異なり、製本時に重要な意味をもたらすので、漫画を制作する前に確認しておきましょう。

内側トンボ(内トンボ)

内側トンボ(内トンボ)とは断裁機で断裁する際に目印となる線であり、製本時の仕上がり位置を表しています。

内側トンボよりも外側に絵や文字が描いてあると、製本すると見切れてしまいます。
印刷物の中に必ず収めたい絵や文字は、内側トンボの線より内側に描くようにしましょう。

外側トンボ(外トンボ)

外側トンボ(外トンボ)は塗り足し領域を表しています。
内側トンボの線でピッタリに絵を描いたり色を塗ったりしてあると、断裁のズレが生じた時に隙間が生じます。
そのため、断裁のズレが生じても隙間がないように印刷するために、外側トンボを超えるように絵や色を描きましょう。

ただし、クリスタの漫画用キャンバスには外側トンボは表示されていません。
しかし、印刷業者の説明で目にする機会があると思うので、知識だけ頭に入れておきましょう。

クリスタで表示されるトンボの種類② センタートンボ

キャンバスの中央に配置してある十字型の線がセンタートンボです。
センタートンボは、仕上がり位置の中心を表しています。

ノンブル(ページ番号)を配置する際や、コマ割りをする際に位置の目安になります。

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クリスタの漫画キャンバスに表示される「裁ち落とし」とは

裁ち落としとは絵や文字などを用紙の端までキレイに印刷するために、「この線以上に描くべきである」ことを表す線です。

裁ち落としには「内枠」「仕上がりサイズ」「原稿サイズ」の3種類があります。

  1. 内枠
  2. 仕上がりサイズ
  3. 原稿サイズ

それぞれ役割が異なり、製本時に重要な意味をもたらすので、漫画を制作する前に確認しておきましょう。

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クリスタに表示される裁ち落としの種類① 内枠

裁ち落としの1番内側にある線が内枠です。
基本枠とも呼ばれます。

内枠の内側にある絵や文字は必ず印刷されるので、重要な絵や文字は内枠の内側に収めるようにしましょう。

クリスタに表示される裁ち落としの種類② 仕上がりサイズ

裁ち落としの真ん中の線が仕上がりサイズです。
仕上がりサイズの線を基準に断裁されます。

ただし、作業の関係上断裁によって1~2mmの誤差が生じるため、仕上がりサイズの線の近くにある絵や文字が見切れてしまう可能性があります。
そのため、重要な絵や文字は線の近くには描かないようにしましょう。

クリスタに表示される裁ち落としの種類③ 原稿サイズ

裁ち落としの1番外側にある線が原稿サイズです。
仕上がりサイズの線を基準に断裁されますが、作業の関係上1~2mmの誤差が生じます。

断裁のズレが生じても隙間のないキレイな印刷物を作るためには、原稿サイズの線まで絵や色を描くように心掛けましょう。

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トンボと裁ち落としのどちらか一方を表示すればOK

トンボと裁ち落としは、どちらも「必ず印刷される範囲を表示した線」「断裁する際に目安にする線」を表示しています。
そのため、トンボか裁ち落としのどちらか一方を表示するだけで、問題なく漫画が制作できるのです。

「トンボか裁ち落とし、どちらか一方だけを表示する形にしたい!」という場合は、画面上部にある「表示」→「トンボ・基本枠の表示設定」を選択し、それぞれの表示設定を変更しましょう。

ちなみに、漫画用キャンバスを作成する前に以下の手順を行えば、トンボや裁ち落としの色を変更可能です。

    1. 「ファイル」→「環境設定」を開く
    2. 「レイヤー」→「レイヤープロパティの初期値」内にある「レイヤー指定」を選択
    3. 「トンボ・基本枠レイヤー」を選択
    4. 「初期値の変更」を選択し、不透明度や色を変更

すでにキャンバスを作成してしまった場合は、不透明度や色を変更したいトンボや裁ち落としのページを開いた状態で、「レイヤー」→「トンボ・基本枠レイヤー」を選択します。
そして、「プロパティ」の「レイヤー」を開けば変更が可能です。

自分が見やすい色や不透明度に変更して、快適な漫画制作環境をつくりましょう。

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トンボと裁ち落としに注意してキレイに製本しよう!

今回は、クリスタの漫画用キャンバスに表示されるトンボと裁ち落としについて解説しました。

SNSなどに投稿する場合は特に気にしなくても問題はありません。
しかし、印刷所にデータを渡して製本してもらう場合は、トンボや裁ち落としに注意しないとキレイに印刷できません。

印刷所に依頼して、漫画を製本してもらい際は、トンボか裁ち落としを表示して漫画を制作しましょう。

クリスタ公式HP

https://www.clipstudio.net/

今回例として用いた漫画

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