iPad版クリスタにアナログ下書きを読み込ませる方法を徹底解説!
こんにちわ、中村ありす(@alicetti1214)です。
今回は、iPad版クリスタにアナログ下書きを読み込ませる方法を解説します!
もともとアナログで描いていると、デジタルでは慣れるまでうまく描けない場合があります。そんな時は、アナログで描いた下書きを使って、デジタルで続きを描くと、描きやすいですよ。
アナログで下書きを描くところから、キャンバスに読み込んだアナログ下書きを表示するところまで、実際の操作画面をもとに解説しています。是非参考にしてみてください。
- デジタルで下書きから描き始めると上手く描けない人
- iPad内にある写真をクリスタに読み込ませたい人
目次
アナログの下書きを読み込む手順① アナログの下書きを用意する
まず紙にイラストの下書きを描きます。
デジタルで描くと絵柄が変わってしまう人は、なるべくしっかりとした下書きを用意しましょう。デジタルで描くとバランスが崩れてしまうだけの人は、簡単な下書きでも大丈夫です。
- しっかりとした下書き
- バランスだけがわかる下書き
アナログの下書きを読み込む手順② 下書きをiPadで撮影する
アナログで下書きが描けたら、iPadのカメラ機能を使って下書きを撮影します。
撮影する時は、真上から、なるべく真っ直ぐになるように注意しましょう。斜めから撮ると、下書きのバランスが崩れてしまいます。
- 真上から撮影した場合
- 斜めから撮影した場合
アナログの下書きを読み込読み込む手順③ クリスタのファイルに下書きを読み込ませる
ここからはiPad版クリスタでの操作になります。
クリスタを開いて、「ファイル」の「フォトライブラリからファイルを保存」を選択します。
iPadの画像フォルダが表示されるので、先ほど撮影したアナログの下書きを選択します。
これでクリスタ内のファイルに、アナログの下書きが読み込まれました。
アナログ下書きをキャンバスに表示する手順① 新規キャンバスを作成
クリスタで新しいキャンバスを作成します。
下書きのサイズは気にせず、好きなサイズでキャンバスを作成して問題ありません。
アナログ下書きをキャンバスに表示する手順① アナログの下書きを開く
新しく作成したキャンバスに、先ほど読み込んだ下書きを表示させます。
キャンバスを開いた状態で、「ファイル」の「読み込み・画像」を選択します。
先ほどクリスタ内のファイルに読み込ませた、アナログの下書きがあるので選択します。
キャンバスに1枚のレイヤーとして開くことができました。レイヤー名を「下書き」に変更して、線画レイヤーの下に移動させましょう。
下書きレイヤーが透けていた方が描きやすい人は、下書きレイヤーの表示透明度を自由に調整しましょう。
後は下書きレイヤーをもとに、イラストを描いていくだけです!
アナログの下書きを読み込んだ場合の注意点
読み込んだアナログ下書きは、デジタルの下書き同様に、クリスタの機能・下書きレイヤーに変更することが可能です。
ただし、1枚の画像として読み込んでいるので、線以外の部分にも色が付きます。下書きとして使用する分には、問題ありませんが、気になる人は下書きレイヤーの設定をしない方がいいでしょう。
下書きレイヤーの設定をしなかった場合、保存する前に「下書きレイヤーの非表示」または「下書きレイヤーの削除」を必ず行いましょう。下書きレイヤーが表示したまま保存されてしまいます。
おわりに
以上が、iPad版クリスタにアナログの下書きを読み込む方法の解説でした。
アナログとデジタルでは、描き心地が異なります。そのため、デジタルで描き始めた頃は、バランスが取りづらく、うまく描けない人が多くいます。まずはアナログの下書きを使って、デジタルに慣れていきましょう。
慣れるとデジタルだけで、イラストを完成されることができますよ。