元動物看護師が描く!漫画で知る動物病院・第9話「輸血犬・猫」

こんにちわ、中村ありす(@alicetti1214)です。

最近ペット飼育数増加に伴い増えてきた動物病院ですが、どんな人が働いているのか、どんな仕事内容なのか・・・など知らない方が多いと思います。

そこで、少しでも多くの方に動物病院について知っていただくために、以前動物看護師として働いていた経験をもとに、漫画を描いてみました。

この記事を読めば、動物病院はなにをしているのか、動物看護師と獣医師の違い、動物病院を利用する際の注意点などがわかります。是非参考にしてみてください。

今回は輸血犬・猫についてまとめました。

注意
  • 漫画の内容は実際に私が経験した事が描いてあります
  • 名前はすべて仮名であり、特定の個人・団体を非難する目的で描いていません

ドナー登録している輸血犬・猫

動物も人間と同じように、病気や手術の時、輸血が必要になります。ですが、人間と違って献血施設がなかったり、献血可能な動物自体が少なかったりします。

そこで活躍してくれるのが輸血犬・猫です。輸血が必要な時に、必要な分だけ血を提供してもらいます。

しかし、輸血犬・猫として登録するためには、色々と条件があります。

  • 1~7歳(健康)
  • 性交経験がない・妊娠出産経験がない
  • 犬:体重20kg~(肥満ではない)/猫:体重3.5kg~(肥満ではない)
  • 予防接種が完了している
  • 猫は完全室内飼いのみ可能
  • 輸血された経験がない
  • 長時間の採血が可能

病院や地域によって多少は条件が異なりますが、条件を全てクリアした犬・猫のみが、輸血犬・猫として登録可能です。

しかし、条件をクリアしていても、輸血犬・猫の体調を考慮するため、採血量が決まっています。好きな時に好きなだけ、血の提供が出来るわけではないのです。

また、他にも輸血をするためには様々な検査が必要となり、必ず輸血出来るとは限りません。

輸血犬・猫の頭数を増やすと、輸血できる可能性が高まります。健康な動物は、一度輸血犬・猫の登録を検討してみてはいかがでしょうか。

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動物病院で飼育している輸血犬・猫

動物病院で輸血犬・猫を飼育している場合もあります。輸血が必要な時に、いち早く献血・輸血を行うことが可能なのです。

普段は病院内で生活しており、動物病院のスタッフが1日2回ご飯とお散歩を必ずお世話します。また定期的に、トリミングや体調管理も行っています。

そして、採血を行う場合は輸血犬・猫に無理をさせないために、いつ・どのくらい・なんのために採血したか、しっかりと記録を行います。

動物病院で飼育している輸血犬・猫は、道具として扱われることなく、他の動物と同じように大切にお世話されているのです。

勤めていた動物病院にいた輸血犬・クロくんとの思い出

おわりに

今回は輸血犬・猫についてまとめました。

血は長期保存ができないため、輸血の度に輸血犬・猫から採血する必要があります。なので、輸血犬・猫の登録が少ないと、必要な時に輸血ができない可能性があります。

また、動物病院で輸血犬・猫を飼育している場合でも、必ず輸血ができるとは限りません。なので飼育している動物が、輸血可能な条件をクリアしている場合は、輸血犬・猫の登録を検討してみてください。

少しでも多くの動物を救うことができるかもしれません。

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